2012/07/05 13:06
user
公益財団法人びわ湖ホール 総務部舞台技術課チーフ 押谷 征仁
忘れることが無いように日々意識し続けている節電、舞台照明において「節電」という言葉は舞台芸術の演出効果を阻害する可能性があり、ある意味タブーとされてきた様に感じられる現状があります。しかし、劇場においても「環境」を意識した対応は必要不可欠であり、出来ることから少しずつ行う必要もあります。びわ湖ホールでは、トイレに「ハンドドライヤー」などの装置が整備されていません。これも、環境を配慮した対応であり、電気やペーパータオルを使用することなく、一人一人が意識して「ハンカチ」を持参することを前提に運営を行っています。
そのような状況下で、舞台照明では「LED」の出現により、大きく変わろうとしています。背景として、大ホールは2kWのスポット、中ホールは1kWのスポット、小ホールは500Wのスポットを多用して運用を行っています。これは、投射距離によって熱量が変化するため、必要な熱量を確保するためスポットの置き位置(投射距離)によって、機材選定を行っている現状があります。LEDの舞台用照明は過渡期で、光量がまだまだ少ない状況ではありますが、小ホールで運用できるレベルの「舞台用LEDスポット」が発売されたことと、“点滅が無く調光がスムーズ”で“フラッシング効果”が無い機器が技術革新により可能となった状況を鑑みて、国内初となる“総LED舞台照明”を実現することとなりました。
[9] more...
-
-
<< 大きなサイズの胴ベルト型安全帯
舞台機構の耐震対策(安全対策グッズ) >>
[0] [top]