第11回 舞台技術セミナー「より良い劇場環境と劇場運営を目指して!今我々にできること!」
兵庫県立芸術文化センターでは2017年4月13日(木)に『第11回 舞台技術セミナー「より良い劇場環境と劇場運営を目指して!今我々にできること!」』を開催します。
【日時】2017年4月13日(木) 13:00~17:00(終了予定) ※12:30受付開始
【会場】兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール および KOBELCO大ホール
【参加費】無料(要 事前申し込み)
【内容】
第一部「大規模修繕のご報告」[13:00開始: 中ホール]
2005年10月に開館、稼働率の高さ故か随所に不具合が起こり、12年目にして大規模修繕を実施しました。 安全を担保するため、公演事故を未然に防ぐためにはどのような考え方で運営すればよいのか。 そこで修繕工事に至るまでの経緯や不具合の事象等も含め、我々が進めてきたことをご報告いたします。また実機による実験等もお見せできると思いますのでお楽しみに!
第二部「ネットワークを利用した新しい音楽鑑賞のかたち!」[15:00頃開始: 大ホール]
日々進歩するネットワーク技術を劇場運営に役立てられないものでしょうか。 遠隔地同士の劇場で連携し一方の劇場で演奏会を開催、リアルタイムでマルチ収音した音をネットワーク伝送でもう一方の劇場に配信、マルチスピーカーオーケストラ(仮称)で鑑賞する。 こんな企画は可能でしょうか。ステレオ(2チャンネル)音源ではなくマルチ再生というところがポイント! オーケストラ人数分のスピーカーを演奏者の配置に設置することにより、まるでオーケストラがそこに存在するかのような臨場感をお楽しみいただけます。 ここでネットワーク技術の実験となるわけですが、今回は館内3ケ所に分かれたアーティストがお互いの音を聞きながら演奏する実験を行います。 何れは東京⇔兵庫間やニューヨーク⇔兵庫間でのセッションができるかも。 さてどんな落とし穴があるのか、現在の技術でどこまで遅延は解消できるのか・・・
また、このセミナーに先立って11日・12日は「修繕お披露目バックステージツアー」や展示形式での「劇場ビフォーアフター」をご覧になれます。(ツアーは要申込)大ホールでは前述のマルチスピーカーオーケストラ『マエストロはどんな音を聞いているの⁉』を常時鑑賞いただけます。(10:00~16:30の間 常時)