りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
東京芸術劇場北九州芸術劇場
いわき芸術文化交流館 アリオス
静岡県舞台芸術センター
上田市交流文化芸術センター サントミューゼまつもと市民芸術館
神奈川芸術劇場(KAAT)神奈川県民ホール
フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)新国立劇場
彩の国さいたま芸術劇場
久留米シティプラザ滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
兵庫県立芸術文化センター
世田谷パブリックシアター富山市芸術文化ホール(オーバードホール)
芸文センター(愛知芸術劇場)宮崎県立芸術劇場(メディキット県民文化センター)
水戸芸術館
島根県民会館
ロームシアター京都
熊本県立劇場
穂の国とよはし芸術劇場PLAT
札幌文化芸術劇場
高崎芸術劇場
那覇文化芸術劇場なはーと

KAAT舞台技術講座特別編 劇場がサステナビリティを考える~環境に優しい舞台芸術

~イギリス「シアター・グリーン・ブック」を学ぶ~

KAAT神奈川芸術劇場は、KAAT舞台技術講座特別編「劇場がサステナビリティを考える~環境に優しい舞台芸術」と題した講座を開催します。
「サステナビリティ」、日本語では「持続可能性」。
将来にわたって環境がその多様性や生産性を持ち続け、その中で私たちの社会がその機能を継続していくことのできるシステムやプロセスのこと。
いま社会が取り組むべき大きな課題です。舞台芸術に関わる者も、社会の一員として例外でいることはできません。
KAAT神奈川芸術劇場は、舞台技術者をはじめとする、すべての舞台芸術に携わる方とともに、舞台芸術と環境を考える場として、本講座を企画しました。
イギリスでは、すでに舞台芸術が環境配慮をおこないながら創作や上演をおこなうためのガイドブックがまとめられ、ロイヤルナショナルシアター(RNT)やロイヤルシェイクスピアカンパニー(RSC)では、それに基づいた創作や上演が始まっています。
本講座では、そのガイドブックである「シアター・グリーン・ブック」について、現地関係者への事前インタビューなどで学び、それを元に「舞台芸術がサステナビリティに取り組むということ」と題し、ディスカッションをおこないます。
サステナビリティを考えることは、単にエコロジー、環境配慮への取り組みにとどまらず、創作された作品がどのように社会の財産になっていくのか、新作至上主義で作品のやり捨てにはなっていないのか、繰り返し上演される作品を育てるための仕組みをどうつくるのか、といった問いかけに、そして舞台芸術が、社会に果たすべき役割を考えることにも繋がるものと考えています。

日時:2023年3月15日(水)14:00~17:30
会場:KAAT神奈川芸術劇場 <ホール>
対象:
 舞台芸術・劇場に携わるすべての方
 舞台芸術と環境の関りに関心のある方
講師:
 パディ・ディロン(「シアター・グリーン・ブック」コーディネーター、劇場建築家、作家)
 ロベルタ・モック(ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校教授)
ファシリテーター:
 大島広子(舞台技術家)
 堀内真人(KAAT神奈川芸術劇場)
参加費:無料
定員:100名(先着順・要事前申込)

申込方法、詳細は、下記のリンクよりご覧ください。
https://www.kaat.jp/d/butai202303