『ケーブル引っ掛け金具』
いわき芸術文化交流館ALIOS 芳賀敦子
アリオスの大ホール・中劇場のブリッジのバトンにはケーブルを這わせるための金具が付いてます。
仕込みによっては、延長ケーブルまたは信号線を長々配線する場合があります。
ブリッジのキャットウォーク上に這わせる方法もありますが、その上に乗ってフォーカスすることを考えると、安全面やケーブルの保護が気になります。
というか、普通にバトンにビニテ止めすればいいんです。
いいんですけど、そうなんですけど、これがあったらビニテいらず!
ということで便利グッズかなと思います。
アリオスでは、ブリッジバトンがセパレートタイプなので、1スパン(2700~3000mm)に2個ずつ取り付けています。
この金具は既製品ではなく、とある劇場さんにあったものを参考にオリジナルで作りました。
仕組みも取り付けも単純で、バトンにはめて蝶ネジで止めているだけです。
取り付け部分はバトンの径より若干大きめに作られているので、取り付けたあともスライドさせて任意の場所へバトン上を移動することができます。
正直、邪魔なときもありますが、そんなときはバトンの端に向かって「すい~」っと押しやります。
たまに乗り込みさんに、「コレいいね!」と言われると嬉しいです。