劇場(びわ湖ホール)は~大きな楽器?~ 劇場固有の音(ホールトーン)の秘密
公益財団法人びわ湖ホール 舞台技術課チーフ 押谷征仁
びわ湖ホールの大ホールは「オペラハウス」と「コンサートホール」との2つの劇場形式を可能とする設計となっております。
※オペラハウスにおいては、舞台機構を利用して巨大な舞台装置を素早く転換することが可能となります。
・舞台中の広さは、舞台前から舞台奥まで46m、舞台中両袖の幅は64m、舞台前から1階席の客席奥行きが36mとなり、主舞台は18m×18mの面積が両袖舞台と奥舞台を合わせて4面あることから、4面舞台ともいう。
建築音響については、生音を重視した設計となっておりますので、いろいろな工夫が施されております。