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熊本県立劇場
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札幌文化芸術劇場
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KAAT舞台技術ワークショップ 創作を支える舞台技術2013

KAAT神奈川芸術劇場は創造型劇場の活動の一つとして、舞台に関わる人材の育成事業に取り組んでいます。昨年の開催に続き、劇場を使って舞台技術の現場を体験し、創作の現場を目指す方が知見を深める場として「舞台技術ワークショップ」を開催します。作品の創作や上演に舞台技術がどのようにかかわっているのか、自ら体験し考察する4日間です。

http://kougiren.jp/file/20130129KAAT.pdf(PDF:137KB)

会場:KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉
日程:2013年1月29日(火)~2月1日(金)
時間:10時~18時

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コンテナ車専用搬入スロープ~キャスター付き機材もスムーズに~

公益財団法人びわ湖ホール 総務部舞台技術課主任技師 籔内 暖

海外カンパニー公演の場合、機材・セット・衣装などがコンテナ車で搬入・搬出されます。海外オペラの引っ越し公演などでは、2演目あったりしますのでコンテナ搬入車両が13台にもなります!コンテナ車の荷台の高さは大体135cm前後、びわ湖ホールの大ホールの搬入口のプラットフォームが11tトラック用に高さ90cmのため、コンテナの際には45cmの段差が立ちはだかります。これでは怪我や破損などの事故が発生する可能性があるため、スロープを作成し運用を行っておりますが、実はコンテナの荷台の高さが“132cm・138cm・142cm”と種類があります。なので、どうしてもキャスターが付いた搬入物については、持ち上げたり等危険が伴います。

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作業効率が格段にUp「システム箱馬シリーズ」

公益財団法人びわ湖ホール 総務部舞台技術課主任技師 籔内 暖

12月に入ると何故だか反響板の催しが多い時期です。オーケストラのひな壇やコーラス台など多種多様な高さや大きさの台を作っていますが、皆さんは安全のために箱馬と平台の固定方法はどうしていますか?バラシの後箱馬がずれていた!箱馬が迫と接触した!などの経験はありませんか?私達はそんな経験を繰り返して、どうすれば箱馬がずれないかを真剣に考えた結果、現在びわ湖ホールでは備品を改良した「システム箱馬」「システム木台」というものを使用していますので御紹介します。

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“一目でわかる“舞台機構スタッフTシャツ

公益財団法人びわ湖ホール 総務部舞台技術課技師 小島 聡太

びわ湖ホールではスタッフジャンパーを制服としてオールシーズン使用しています。それは「びわ湖ホール」のスタッフとして、カンパニースタッフとの区別を行うために着用していますが、舞台照明・舞台音響・舞台機構のスタッフが同じジャンパーを着て舞台で作業をしているため、オペラやコンサートなど大人数のスタッフと一緒に仕込みを行う場合、このジャンパー姿のスタッフの中から舞台機構スタッフを判別してもらうのは非常に困難です。顔を覚えてもらえるのはチーフのみで、フロアースタッフはなかなか顔を覚えてもらえません。そのため、あちこちで「操作盤さ~ん」「機構さ~ん」と大声で呼ばれてチーフが駆けつけることがほとんどです。この状態では機能的でないため、どうすれば円滑なコミュニケーションが取れるかと考えていました。

そこで大勢の黒い服を着たスタッフの中からでも舞台機構スタッフを一目瞭然で判別してもらうことをコンセプトに「機構」と大きく書かれたTシャツを製作しました。

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ポイントは①遠くからでも見える「機構」の文字②腰ベルトをしていても見える「STAFF」③ジャンパーの隙間から覗く「舞台機構」④アップ・ダウンを表す三角印です。これを着用してから、目視で作業者の職務内容が判り仕事がスムーズになったことで、コミュニケーションが密となり、舞台機構の新規スタッフでも常連のカンパニースタッフに顔を覚えてもらえるようにもなりました。 また、バトンの安全監視をしていることを周囲にアピールしているため、現在作業中であることも理解してもらえることが何より大きく変わった気がします。まだまだ「舞台機構」という職種が理解されていない状況です。職務内容の明確化のため、みなさんの劇場でも試してみては?

舞台技術フォーラム in 水戸2012 報告

平成24年10月23日(火)に開催された「舞台技術フォーラム in 水戸2012」の報告を公開します。

  • 「劇場・音楽堂等の活性化に関する法律」のポイントと今後の課題
  • 「3.11の経験から-防災管理対策について」

http://kougiren.jp/file/20121023mito_houkoku.pdf(PDF:684KB)