りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
東京芸術劇場北九州芸術劇場
いわき芸術文化交流館 アリオス
静岡県舞台芸術センター
上田市交流文化芸術センター サントミューゼまつもと市民芸術館
神奈川芸術劇場(KAAT)神奈川県民ホール
フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)新国立劇場
彩の国さいたま芸術劇場
久留米シティプラザ滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
兵庫県立芸術文化センター
世田谷パブリックシアター富山市芸術文化ホール(オーバードホール)
芸文センター(愛知芸術劇場)宮崎県立芸術劇場(メディキット県民文化センター)
水戸芸術館
島根県民会館
ロームシアター京都
熊本県立劇場
穂の国とよはし芸術劇場PLAT
札幌文化芸術劇場
高崎芸術劇場
那覇文化芸術劇場なはーと

KAAT舞台技術講座2023「実現するちから」を学ぶ〜舞台美術=背景編

作品を創作するとき、美術、照明、音響、映像、衣裳などのデザイナーは、より良い上演を目指して、演出家の意図に沿い様々な提案をおこないプランを立案します。そして、そのプランをもとにして、さまざまな技術者が専門的なスキルを用い、それを実際にかたちにしていきます。そこでは、どのような技術が用いられ、どのような仕事がおこなわれているのでしょうか。

KAAT神奈川芸術劇場は、そうした「実現するちから」を学ぶ場として、さまざまなデザイン、プランを具現化していく技術者に焦点を合わせた講座を、舞台芸術を学んでいる方、舞台芸術に関わる若い方々、創作の過程を学びたい劇場管理者、制作者の皆さんに向けて、開催したいと思います。

例えば、舞台美術のデザインを具現化するためには、木材、鉄、アルミを用いて構造物をつくる人、布地を縫製し幕地をつくる人、紙、スチロール、造花などあらゆる素材を使って造形をおこなう人、それらの下地にさまざまな仕上げ(画工、塗装や表具など)をおこなう人、といったように、多くのスペシャリストが関わり、デザインが具現化、実現されていきます。

今回は、舞台美術デザインを「実現するちから」として、さまざまな仕上げー絵を描き、あるいは塗装し、あるいは本物と見まがう質感を創り出す、『背景作業』を取り上げ、舞台美術家の名誉である伊藤熹朔賞を背景技術者として受賞された、美術工房 拓人の松本邦彦さんを講師に迎え開催いたします。

講座日程:2023年6月23日(金)13:00~17:00
会場:KAAT神奈川芸術劇場 <大スタジオ>
講師:松本邦彦(美術工房 拓人)
講座内容:
[背景の世界、絵の具を知ろう]
 1. 背景とはなにか
 2. 背景の基本である絵の具
 3. 黒色絵具の比較
[背景作業の実際]
 1.マチエールの調合法
 2.テクスチャーの解説

申し込み方法:申し込みフォームから必要事項を入力のうえ、申し込み
申し込み期間:5月15日(月) 10:00~6月20日(火)10:00まで
定員:30名(先着順・要事前申込)
参加費:2,000円(当日受付支払い)
問い合わせ先:KAAT神奈川芸術劇場 舞台技術課
 Eメール:info@kaat.jp
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
   独立行政法人日本芸術文化振興会

その他詳細は下記URLからもご確認いただけます。
https://www.kaat.jp/d/butai202306

フェニーチェ堺「第3回舞台技術セミナー リギング技能教育 初級」

NPO法人 日本舞台技術安全協会(JASST)を招き、舞台で当たり前のように吊られている幕、照明、スピーカ―などを吊るための正しい知識を改めて学ぶ機会とし、「持ち上げる」「引っ張り上げる」という舞台業界の基本作業を、初心者にもわかりやすく学んでいただく場とします。

日時:令和5年6月8日(木) 9:30~17:00(9:00受付)
会場:フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)大ホール
 大阪府堺市堺区翁橋町2-1-1
参加費:会員10,000円 / 非会員15,000円
 ※会員:関西舞台テレビテクノアンドアート協同組合加入の会社社員(賛助・特別会員含む)または、公益社団法人日本照明家協会会員(個人会員のみ)
非会員:上記に属さないホールスタッフ、フリーランスの方
※当日精算ではありません。 講習日以降JASSTより、請求書を郵送します。
定員:受講者50名
※座学講習修了時に効果測定を行い、合格者には修了証を発行します。
内容:午前 力学について
   午後 リギングについて

お問い合せ先:公益財団法人堺市文化振興財団 フェニーチェ堺
舞台技術担当 鳥羽達也、橋詰充
TEL:072-242-7344 / FAX:072-223-1005
E-mail:gijyutsu@sakai-bunshin.com

詳細及び申込方法は、下記をご覧ください。
https://www.fenice-sacay.jp/event/11009/

KAAT舞台技術講座特別編 劇場がサステナビリティを考える~環境に優しい舞台芸術

~イギリス「シアター・グリーン・ブック」を学ぶ~

KAAT神奈川芸術劇場は、KAAT舞台技術講座特別編「劇場がサステナビリティを考える~環境に優しい舞台芸術」と題した講座を開催します。
「サステナビリティ」、日本語では「持続可能性」。
将来にわたって環境がその多様性や生産性を持ち続け、その中で私たちの社会がその機能を継続していくことのできるシステムやプロセスのこと。
いま社会が取り組むべき大きな課題です。舞台芸術に関わる者も、社会の一員として例外でいることはできません。
KAAT神奈川芸術劇場は、舞台技術者をはじめとする、すべての舞台芸術に携わる方とともに、舞台芸術と環境を考える場として、本講座を企画しました。
イギリスでは、すでに舞台芸術が環境配慮をおこないながら創作や上演をおこなうためのガイドブックがまとめられ、ロイヤルナショナルシアター(RNT)やロイヤルシェイクスピアカンパニー(RSC)では、それに基づいた創作や上演が始まっています。
本講座では、そのガイドブックである「シアター・グリーン・ブック」について、現地関係者への事前インタビューなどで学び、それを元に「舞台芸術がサステナビリティに取り組むということ」と題し、ディスカッションをおこないます。
サステナビリティを考えることは、単にエコロジー、環境配慮への取り組みにとどまらず、創作された作品がどのように社会の財産になっていくのか、新作至上主義で作品のやり捨てにはなっていないのか、繰り返し上演される作品を育てるための仕組みをどうつくるのか、といった問いかけに、そして舞台芸術が、社会に果たすべき役割を考えることにも繋がるものと考えています。

日時:2023年3月15日(水)14:00~17:30
会場:KAAT神奈川芸術劇場 <ホール>
対象:
 舞台芸術・劇場に携わるすべての方
 舞台芸術と環境の関りに関心のある方
講師:
 パディ・ディロン(「シアター・グリーン・ブック」コーディネーター、劇場建築家、作家)
 ロベルタ・モック(ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校教授)
ファシリテーター:
 大島広子(舞台技術家)
 堀内真人(KAAT神奈川芸術劇場)
参加費:無料
定員:100名(先着順・要事前申込)

申込方法、詳細は、下記のリンクよりご覧ください。
https://www.kaat.jp/d/butai202303

【2月16日開催】劇場法10年連続シンポジウム第4回「政策形成の現場から劇場・音楽堂等の位置を考える~劇場法の10年を踏まえて」(オンライン配信)

劇場、音楽堂等連絡協議会は、2012年の「劇場,音楽堂等の活性化に関する法律」(劇場法)の制定から2022年で10年、未曾有のコロナ禍を経たいま、劇音協では各界をリードする登壇者を招いて連続シンポジウムを開催しています。 この連続シンポジウムとしては、第1回として2021年11月と22年1月に劇場・音楽堂等の事例発表と公開ディスカッションを行い、第2回として7月は「劇場経営と人材育成」、第3回として12月に「劇場と教育機関との連携」をテーマにシンポジウムを開催しました。 最終回となる今回はその総括として、これまでの活動を通じて見えてきた劇場法の課題、今後のあるべき方向について検証と議論を行い、これからの20年に向けた政策提言に繋がるシンポジウムを開催します。

◎オンライン配信
日時:2023年2月16日(木)13:30~15:30(休憩10分あり)
○基調講演
○これまでのシンポジウムの振り返り
○フォーラム
○質疑応答

★参加について
下記URLからご視聴ください。
劇音協You Tubeチャンネル https://www.youtube.com/watch?v=TqmcgaH2lh8

主催 劇場、音楽堂等連絡協議会(劇音協)
共催 公益社団法人全国公立文化施設協会
後援 東京芸術劇場、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、公共劇場舞台技術者連絡会

詳細は下記URLをご参照ください。
https://onl.sc/Nq3c8bn

「令和4年度 びわ湖ホール舞台技術研修~人材育成講座~」受講者募集

びわ湖ホールでは2023年3月に「令和4年度 びわ湖ホール舞台技術研修~人材育成講座~」を開催します。

舞台技術を担う人材の育成として、開催する研修、並びに成果発表公演です。 単なる技術研修にとどまらず、実際に“公演を創る過程”を体験できる場を提供し、公演に対する姿勢や技法の理解を短期間で効率よく身に付けることの出来る内容により、未来の舞台芸術業界を担う技術者達のレベルアップに繋がる研修となります。

研修実施予定日:2023年(令和5年)3月14日(火)~3月18日(土)
場所:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール

詳細、お申込は下記より
https://www.biwako-hall.or.jp/news/stage_tech_training_2023bosyu

兵庫県立芸術文化センター「舞台技術セミナー」

兵庫県立芸術文化センターでは、2023年1月18日に、『第17回舞台技術セミナー「技術で補う作業効率化、省力化」For 劇場ホールの照明・映像』を開催します。

人手不足、少子高齢化の影響は私達舞台業界にも例外なく押し寄せている深刻な問題です。その上、働き方改革も同時に進めて行くことを求められています。 そこで今回は、『「技術で補う作業効率化、省力化」For 劇場ホールの照明・映像』と題して、これら問題を一緒に考えたいと思います。

また、コロナや不安定な世界情勢、物流困難な中、照明や映像技術をヴァージョンアップさせ、歩みを止めないメーカーの展示もご覧いただけます。

日時:2023年1月18日(水)13:00~16:30(閉会予定) ※12:30受付開始
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
参加費:無料(事前申込みが必要です)
定員:200名

詳細、お申込みは下記から
https://www1.gcenter-hyogo.jp/contents_parts/ConcertDetail.aspx?kid=5022512505&sid=0000000001

愛知県芸術劇場 舞台芸術人材養成ラボ 技能習熟プログラム 『劇場職員セミナー2023』

愛知県芸術劇場では、本年度も名古屋市文化振興事業団と共に、舞台芸術を担う人材を養成する研修プログラムを実施します。
公共劇場の中堅職員を推奨対象者とする「劇場職員セミナー」では、スキルアップや情報共有、職員の専門性の向上や交流を目的とし、「舞台技術・劇場運営」と「企画制作・広報」に分かれ、講演やグループ討議、実習を行います。
このセミナーを通して、さらなる舞台芸術環境の充実化を目指します。

日程:2023年1月18日(水)~ 20日(金)
会場:愛知芸術文化センター アートスペースA、EF、G(12階)/愛知県芸術劇場 大リハーサル室(地下2階)
※一部、録画配信あり
受講料:無料(要事前申込)

推奨対象者:経験年数3~10年程度の劇場職員等(初心者、行政職員、アーティスト歓迎の講座もあります。)
主催:愛知県芸術劇場(公益財団法人愛知県文化振興事業団) 公益財団法人名古屋市文化振興事業団
共催;愛知県 名古屋市
後援;公益社団法人全国公立文化施設協会 公共劇場舞台技術者連絡会 劇場、音楽堂等連絡協議会
助成:一般財団法人地域創造
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)| 独立行政法人日本芸術文化振興会

詳細・申込方法は下記サイトをご覧ください。
https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000965.html